S-1グランプリ北海道大会&北海道フリースタイル選手権



How to FreeStyle
フリースタイルとは、どんな競技か?
 フリースタイル競技は独自にチューニングしたPWCの競技艇と競技者が一体となり、色々な技を演出する競技となっております。

PWCにおける「フリースタイル」という定義は基本は「自由形」になります。いわゆる一般競技のようにタイムアタックで順位を決めるのではなく、一般的にはスタンディングの一人乗りのジェットを用いて、飛んだり跳ねたりする普通のPWCでは行うことの出来ない演技を披露するというものになります。

技も多数存在しておりますが、船体により依存する技もあるため、フリースタイルが始まった初期の頃は船体も重く、水中で回転したりすることは出来ても、バックフリップのように空中で回転するという事は至難の技でした。

現在ではフリースタイル競技は、専用設計された軽量ハルを用いることにより、またフリースタイルに合わせた専用チューニングされたパーツを使用することによって、空中で回転したりする技の範囲が広がり、演技の幅が広がっております。

WEBを引いてみて、あれ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、バレルロール(ジャンプしつつ、空中で船体と体が横に回転する技)、バックフリップ(フロントから空中に飛び上がり、1回転して、着水する技)、等は出てくるもの、昔ながらの技がないなあ・・・と思われる方も多いと思います。(ホッピング、サブマリン、ワンエィティー&サブロク、シャワー・・・)が、これらもちゃんとしたフリースタイルの技になっております。

フリースタイルの世界は日々進歩するものであると共に、色々なスポーツにフリースタイルという部分ががあり、山スキー、スノーボード、オフロードバギー、スケートに至るまで、フリースタイルという定義での演技がありますが、技術や機械の進歩でフリースタイルは日々進化するため、大会ごとに個性あふれる演技が楽しめるというのが、フリースタイルの良いところであります。
フリースタイルは船体と競技者が一体となって初めて素晴らしい演技が出来るもので、繊細な操船テクニックとチューニングされた船体を知り尽くした技術が物を言う競技です。
大排気量&超軽量ハル&フリースタイル競技用専用部品のチューニングにより、従来では考えられなかった技の数々が誕生しました。
演技の採点は、いかに美しく技を決められるか、とどれだけの技が披露できるか?という所からジャッジが入ります。

PWCのフリースタイル競技は他のフリースタイル競技(スキーやスノーボード、フィギュアスケート等)と比較しても似ている部分が多いため(いわゆる自由形、となっておりますが、その自由形の中にももちろんレギュレーションがあるわけですが)、基本は、「技がどれくらい出来るか、」と「その技がどれくらい綺麗に決められるか?」そしてそれを複合して「競技時間中に、その技を複合化させ、一般のギャラリーをどのくらい感動させられるか?」が最も重要な部分になります。

もちろん、フリースタイルとはいえ、選手権のような決められた中での競技や、もしくはエキシビジョンのような公式の場で一般披露するような競技とまた色々とあります。

この辺をいかにトータルで美しく決められるか?がフリースタイルの一番難しい所&醍醐味というわけであります。
ちなみに北海道大会では、以下のようなレギュレーションを設定しており、大会を開催しております。
 
ビギナー クラス フリースタイル初心者、競技会初参加者。
競技時間 ヒート1 2分   ヒート2 2分
ノービス クラス ビギナークラス競技参加者。フリースタイル中級者。低排気量向け
競技時間 ヒート1 2分   ヒート2 2分
エキスパート クラス ノービスクラス経験者、フリースタイル上級者。大排気量向け
競技時間 ヒート1 2分   ヒート2 2分
スーパー クラス エキスパートクラス経験者、フリースタイル上級者。
競技時間 ヒート1 2分   ヒート2 2分
カミカゼ クラス PWCは、純正ハル使用なおかつ、クラシック船体使用
競技時間 ヒート1 2分   ヒート2 2分
※競技時間 ヒート1は予選、ヒート2は決勝戦となります。
 クラス分けはこのようになっており、合計4クラスで、初心者から上級者まで参加しやすいクラス分け方式となっております。
 ビギナークラスは大会初参加、初心者の方が対象。
 ノービスクラスはビギナークラスでの競技参加が必要。
 エキスパートクラスはノービスクラスにて優勝している事が条件。
 スーパークラスになると、一番の上級者クラスとなり、エキスパートクラスを経験している事が条件。。

競技時間は、現在のところすべてのクラスが2分の時間設定になっております。(予選のヒート1、本戦の決勝戦ヒート2共、2分の設定)

ちなみにビギナークラス及び、ノービスクラスはロスタイムを設けており、船体から離れてしまったり、再始動に時間がかかった場合には、計測後にロスタイム分の演技時間が延長されます。(当日のゲレンデの状況により変更になる可能性もありますので、当日のライダーズミーティングの際に、主催者に必ず確認するようにしてください)

またフリースタイルは引波を作らないとトリックが出しにくい部分があり、最初の準備段階はタイム計測に入りません。各競技に関しましては飛び技は最初の技を飛んだ時からタイムの計測をスタートします。寝技等からスタートする場合は、手を上げてスタートを宣言して、トリックが始まった所からタイムの計測をスタートします。

そして、競技がスタートしてから、終了15秒前にオフィシャルが「後15秒で終了します」の合図を送ります。
(一般的にはフラッグ及び、音響設備(エアホーン等)で合図を送りますが、大会の環境によって若干変わる可能性があります、当日主催者の方に確認をお願いします)

演技時間が終了した場合、その旨をオフシャルが合図を送り、演技終了となります。(こちらも合図はフラッグ、もしくはエアホーンにて演技時間の終了を競技者に知らせます)

演技終了の合図が送られた時に技を行っていた場合は、その技が終わった所で演技終了となります。
(演技終了時間に行っていた技は演技が完全に終わった状態までジャッジの対象になります)

カミカゼクラスに関しましては、エントリー時に主催者側にお問い合わせ頂きたいと思います。

 さて・・・、それじゃあ、イマドキのフリースタイルは3D無いととダメじゃないの?というふうに取られる方もいらっしゃると思います。が、そうなってしまうとフルチューニングしたフリスタ艇が無いと話にならない…という結論になってしまうため、それでは余りにもフリースタイル参加の敷居が高すぎ、興味はあっても…ということになってしまいます。そのためエントリーのしやすさと参加しやすさから4クラスに分け、まずは大会に初参加の場合はビギナークラスを設けております。(最初にエントリーしやすいクラスのため、特に技に細かい規定はありません)

フリースタイル選手権では、ビギナー、ノービス、スーパー、エキスパート、とレベルが上っております。もちろん、レベルが上がるとそれだけジャッジの判定基準も難しくなります。(レベルが上がると、飛び技の高さ、着地の綺麗さ等、判定の部分も細かくなってきます)

その中で、カミカゼクラスは(一応)誰でもエントリーが可能になっております。(ランナバウトやスタンディングの設定も(一応)ありません。大会のレギュレーションが毎年変わりますが、2019年は純正ハルでクラシックな船体であれば参加可能です。判断基準は自己申告になりますので、自分が純正でなおかつクラシックな船体であれば、2019年のEXRでも、550でも単気筒エンジンでも、SJでも152PSのSX-RでもHSRでも参加可能かもしれません。(エントリー前に主催者側にお問い合わせはお願いします)

基本的に安全レギュレーションに基づいて競技を行えば何でもありのクラスなので、ギャラリーにどのくらい感動と涙と笑い(?)を取れるかがジャッジの対象になります。

(2017年度はお題が結構厳しかったようで、最近はかなりルールが緩和されております。皆様、北海道独特のルールのカミカゼクラス、是非とも参加してみてください)

カミカゼクラスの採点方法は参加者全員でジャッジする方法が取られております。
北海道大会では、投票制になっており、自分が良いと思った選手に投票することができます。

採点方法は、全員に投票ボールが配られ、演技が終わった後に、各選手のBOXにボールを入れて、その数で採点が決まる方法をとっております。

(当日、現地でカミカゼクラスが始まる前に、投票用のボールをお渡し致します。全員が審判となりますので、一番良いと思った選手に投票する形となります)

また、カミカゼクラスの場合はヒート1を実施するとネタバレになる可能性もあるため、大会競技は予選を飛ばしていきなりヒート2の決勝戦になることもあります。(今までの大会では決勝戦1本が多いです)

参考までに、今までのカミカゼクラスの演技は、コスプレ(某映画の帝国軍の指揮官、恐竜(どちらかというと狂竜))、PWCの上で手品、ギャラリーにスプラッシュしたり、ビンテージものPWCにて、往年の技を決めたり、一応真面目に演技したり様々です。
あなた独自の演技で、是非ともカミカゼクラスの参加もお待ちしております。


フリースタイル競技に関しましては、一部北海道ルールが採用となっております。
どうしてもフリースタイル競技という枠組み上、ヤマハのS-1やカワサキのKAZEレースと違い、タイム争いのような明白な記録を付けにくいという部分がある上に、魅せる、見てもらう。という部分が多い競技のため、演技をする楽しさも大事ですが、大会に参加する楽しさ。も考慮されているため、基本的には安全面に配慮が整っており、なおかつレギュレーション的に大丈夫&オフィシャルの判断で問題がないと判断されれば、一部ルールが変更になる可能性があります。

安全面に関する事に関しましては、ダウンロードの大会要項に必要事項が記入されておりますが、もしご不明な点は、その下にあります主催者側の方へご確認&お問い合わせ願えればと思います。

なお、特性上どうしてもエンジン音等の騒音が出ますので、現状騒音に配慮したゲレンデでの開催となっておりますが、競技中及び練習中はご理解の程を宜しくおねがいします。